オープンドアな教室ってオモシロイ

door-350px

いま働いているセブの学校は、教室が3つあって、ぼくも含めて3人の講師が並行でクラスを回してます。で、通常、教室のドアは空いていて、授業の様子、生徒の様子が見られるようになってるんですね。

いつでも、だれでも見学や参加ができるし、ぼくら講師だったら飛び入りで他のクラスの講師に交じって ”突然のデュアル・ティーチャースタイル” で授業をすることだってできます。(実際、何度もありました。)

会社で言う、オープンドア・ポリシーですね。

自由。開かれた教室、開かれた授業。だから、授業を”アクティブ”に行うことができる。これって、重要だと思いますよ、ほんとに。

吹き抜けがあって、余計な仕切りがない家が多くの人に好まれて、家族がみんな仲良くなるっていうのがよくわかります。だから今の学校は講師も生徒もクラスに関係なく全員仲がいい。よく話すから、なんかちょっと問題があっても小さいうちに解決できてしまいます。

それから、授業がとてもアクティブになります。他の教室の生徒や講師を自由に活用していろいろな発話練習ができるし(その時はもちろん、一言断りますが;))、教室や生徒、講師も含めてバーチャルに広がっている感じなので、教室内だけでできない活動も [リソースを Extendして] できてしまう。

ぼくは学校で唯一のネイティブ日本人講師だから、授業中によくフィリピン人講師が文法や正しい言い方などを聞きに来たりします。で、チャンス!とばかり、ぼくのほうもそのフィリピン人の先生を利用して;) 該当文型などを使った発問などをしてもらったりします。(ときにはその間にぼくのほうが別の教室に行って、生徒とQAして遊んだり(おっと、、、勉強したり;) できる。どんだけ自由なんだって話ですけどね、、他の学校に比べたら。

まるで青空教室みたいですが・・・、でも物理的な空間よりもむしろ、心理的なほうの空間が広がって、みんなストレスなく勉強してます。ぼくら講師陣もLIVE感を大事にして、そのときそのときの空気や変化を捉えて、授業を進めています。だから、講師のセリフまで書いたガチガチの教案って意味ないんですよね。逆にアクティブにダイナミックに変更できるからいいんです。

そう考えると、従来の「密室授業」って一体どれだけ意味があるんでしょう?

・自分の授業は絶対誰にも見学させないとか、

・他の教師が見学するときには見学料を請求するとか(本当にあった話ですよ;))

・教材も教案も全く共有しないとか(いたな~、前に。「どうして自分が苦労して作った教材を、やすやすと他の先生に見せなきゃいけないんですかーーー!!?? という日本人講師。)

そこまで密室にする意味がどこにあるんでしょう? ・・・ていうか、その密室で一体何やってるんですか?? それで、眉間にシワ寄せて、あのクラスはやる気がないだの、生徒たちは全然宿題やってこないだの、できない理由を生徒ばっかりに押し付けて、自分は自分で他の講師と全く協力せずに、だらだらと密室向けの授業準備してる。

コワいですねーー。クワバラ、クワバラ・・・。

ほんと、ハッピーな学びのスペースをみんなで作れる環境でほんと、良かった。環境ってほんと大事! じゃ、またーー。

 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中