日本語プライベート・チューターの日々 in オーストラリア 2014-2015 <その1>

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今こそ、このセブで、プロの日本語教師として仕事をしているわけですが、3年前はオーストラリアにて、大学院で「国際関係学(International Relations)」を勉強する一人の留学生に過ぎませんでした。

ワーホリ経験者なら同意してくれると思うけど、オーストラリアはとにかく物価が高い! 日本なんて目じゃない。家賃はシェアハウスで大体一人あたり【週】$180前後、ペットボトルのコーラが$3、卵のパックが$3-$6、学生が大好きなサンドイッチ SUBWAYでも最低消費で$8、という具合に、フツウに暮らしているだけでも毎日お金がどんどん飛んで行ってしまう。

だからみんなバイトするわけです。英語のレベルが特に問われない、手ごろなジャパレス(Japanese Restaurant)とかクリーナーとか。

で、ぼくは大学生時代にやってたバーテンダーでもやろうかなって思って、シェアメイトのモハメッド(パレスチナ人)に話したら、「もったいないよ、Nuno、日本語教師目指してるんだろう? だったら、プライベート・チューターやってみなよ。Gumtree (掲示板サイト https://www.gumtree.com.au/ )に広告出してさ! すんごい需要あるって!」という強いススメもあって、”そっか、んじゃ、そうしてみる!”ってことで、広告出すことにした。

Gumtreeにはいろいろなモノやサービスの売買広告が出てて(住むところとかも不動産屋じゃなくて、みんなGumtreeを使ってた)、語学チューターだけでもおびただしい数。

で、英語チューターやら、フランス語チューターやら、中国語チューターやら、バリバリの教師の小遣い稼ぎ狙いのものから、ド素人まで玉石混交。で、もちろん日本語チューターもいた。で、びっくりしたのはみんな「えらい高い価格設定してる!」ってこと。教師経験ありとかの人だと、平気で1時間$45!とかでオファーしてるし、平均してもみんなだいたい1時間 $30-$40前後くらいで設定するのが相場だってことが分かった。オーストラリア人のウェイター/ウェイトレスのバイトで$20-$25ぐらいだから、やっぱり専門性を付加価値にした割高商売だよね。

で、考えた。自分はいくらにしようか・・・。無資格、未経験で、ただネイティブ日本人っていうだけでほんと、みんな習いたいと思うのか?・・・って。で、シェアハウスのソファーでラップトップにらめながら(&ビール飲みながら;)結論に達した。自分の売りはこれだ!

① 日本人です ➁ IT企業の会社員だったので「ビジネス日本語」OKです ③ クイーンズランド大学(UQ)の学生です。【⇒ UQはクイーンズランド州でNo.1の大学 😉 】

そして、ダメ押しで、・・・ 1時間$25で教えます!

これには シェアメイトのモハメッドもちょっと反論してきた(なんたって彼は中東出身のコンサルだから、取れる金は取らなきゃ!という考えの持ち主)。「Nuno —-、$25/ hour は いくらなんでも安すぎるっしょ!?? そんなに安売りする必要ないんじゃない?」

”いやいや、まずは 一人でも顧客を確保しなきゃ(ぼくは現実主義者:))。ぼくは無資格だけど、最低価格を指していれば、絶対、サーチしている人の目にとまるはず。大体みんな高すぎるって。これで価格破壊させてやるよ、ハハハ!”

と豪語して、広告掲載、Submit!

Facebookでも英語で告知し、会う友達全員に口頭で伝えた。(当時はTwitterをRead Onlyだけで使っていて自分からの発信はしていなかった。)

えさは仕掛けた。あとは待つのみ、と釣り糸を垂らすも、待てど暮らせど問い合わせが来ない。”やっぱり無資格・未経験じゃだめなのか・・?”   ”$25のオファーは安すぎてかえって怪しまれたのか・・?”  何も反応が得られないまま、約1か月が過ぎた・・・。

そう、ぼくはマーケッターとして大事なことを忘れていたのだ。 ・・・ <続く>

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