資格に振り回されるの、もうやめませんか?

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ずっと前から思っていたことです。

ぼくがIT企業のビジネスマンだったころ、日本経済はずっとデフレのまま停滞していて、そんな中、勢いのある外資系企業がばんばん参入してきました。それはそれは、もう唸るような勢いでした。

で、外資系企業が打ち出す

  • 日本企業に比べて断然高い給料(これが一番☆)
  • ストックオプションで一山当てられるかもしれないという妄想
  • 「グローバル」というブランド

などがIT業界全体を刺激して、日本企業の中で悶々としてた、野心満々の人たちが外資系に移り始めたわけです。(← まさに自分もそのひとりでした;)。)

MBAを取って、ゴールドラッシュに参加?

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で、外資系のいいポジションにアプライ(応募)するのに、「MBA (キラッ☆)」保持者が断然有利だった。これ事実。外資系企業はみんなMBAが大好き(当時は)。大手も新興企業も。

そんなもんだから、その【暗黙の業界ルールに乗っかって】、最初から外資系狙いで何のビジョンも戦略もないまま新卒の人たちが続々とアメリカの大学院に行くわけです。金稼げる!/頭いいでしょ?/英語もしゃべれまっせの称号 MBAを取りに。

そして、狡猾そうな香りをプンプンさせながらアメリカから帰ってきて、MBAの称号を振り回して、外資系企業の中でとりあえずよさげなポジションに就くわけですね。オックスフォードシャツと細身のチノパンみたいなスタイルで。(ああ懐かしいな、、そして哀れだな、、もはや)

結局その人たちがどうなったか・・・。一言で言って、「使えない。面倒くさい。でも英語だけできる。」

多くの人たちが落ち武者となっていきました。ほんとに、何人もこの目で見ました。

資格はなんのため?

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「MBAを持っているから最初から仕事ができる」んじゃなくて、仕事をしていく中で自分でどうしてもMBA的な学びが必要と感じたら取りに行けばいい。淡々と。MBAで成功した人はみんな仕事で実績を出した人の「学び直し」タイプ。机上の論理だけではリアルな仕事は動かないですよね。知識は応用できて初めて意味があるんだし。

称号ありきでそれを振りかざそうとするから、目の前の大切な仕事が曇って見えなくなってしまうんです。

What is your I.Q.? あなたのIQは?

I have no idea. People who boast about their I.Q. are losers.

わかりません。IQを自慢するような人間は、負け犬です。

- スティーブン・ホーキング博士

http://www.nytimes.com/2004/12/12/magazine/the-science-of-secondguessing.html

だから結局、最初から資格取らなきゃ、資格取らなきゃ、って思ってまず資格取ることばかり先に考えるのは、誰かが考えたルールの奴隷。時代の流れでまた新しい資格ができたら、その資格を取らなきゃ・・・の繰り返し。スキル奴隷のマインドセットに毒される危険性が大きいのです。

今はもう「個」の時代。自分でルールを作れる時代。自分で理想の日本語学びプラットフォームでも、ネットスクールでも、(やる気があれば)リアルな学校でも作れてしまうんです。賛同される「個」のルールが「個」の力になるんです。

だから、<既成の>資格ありきで考える前に、自分のビジョンを常にブラッシュアップしつつ、自分自身が考えるスキル=自分ルールの力を定義していったほうが、断然毎日楽しくなりますよ。賛同してくれる仲間と一緒にいろいろなことができるし。誰かが作った既存のルールに合わせて堅苦しく仕事するのって、面白くないでしょう?

仕事してみて、自分が「個」の力を補充するのに本当に必要だと感じたら、資格を取りにいけばいいし、それは全然関係ないと思えば、やめればいい。わざわざ自分を自らコモディティ化して既成の枠組みに迎合するというのをやめて、独学で興味分野を勉強して日々実践しましょう。

 

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